前回の続きから・・・・
八幡神社に自噴水 大垣の湧水(ゆうすい)???
大垣八幡神社には湧水があるという
行ってみますか?
行きましょう!
湧き水です。
贅沢に水が湧き出ていますよ!
大垣市民の憩いの場所のようですね。
皆さんタンクを持参し汲んでいました。
では早速僕も頂く事にします。
口当たりは柔らかくて、そして冷たく美味しいですよ。
きっとお米を炊く際も美味しいご飯が炊きあがる事でしょうね。
さすが水の都 大垣。
コンビニでミネラルウォーターを買う必要もありませんね。
ではミニ奥の細道を始めましょう!
「一家に 遊女も寝たり 萩と月」
一家に 遊女も寝たり 萩と月 |
「わせの香や 分入右は 有そ海」
わせの香や 分入右は 有そ海 |
「あかあかと 日は難面も 秋の風」
あかあかと 日は難面も 秋の風 |
「しほらしき 名や小松吹 萩薄」
しほらしき 名や小松吹 萩薄 |
「石山の 石より白し 秋の風」
見てください!
水門川に鴨です!
石山の 石より白し 秋の風 |
「庭掃て 出はや寺に 散柳」
庭掃て 出はや寺に 散柳 |
「名月や 北国日和 定なき」
いよいよミニ奥の細道の終盤ですね。
あれは滝ですね?
滝ですね?
冒険と言えば・・・滝壺、つまり滝の裏側に行きたいのが好奇心です。
あとで行きましょうね。
名月や 北国日和 定なき |
「さひしさや すまに勝ちたる 浜の秋」
鯉が・・・・
お約束の滝の裏側です。
さひしさや すまに勝ちたる 浜の秋 |
「蛤の ふたみに別 行秋そ」
問題です。この人は誰でしょう?
松尾芭蕉と答えたあなたは正解です。
この人が旅の後半を旅した路通ですよね?
この微妙な距離感は何を語っているのでしょうか?
住吉燈台です。
でかい!
ここが奥の細道 結びの句碑です。
蛤の ふたみに別 行秋そ |
路通とともに
1689年8月21日(陽暦10月4日)、大垣に入ります。
今の暦で10月初旬秋もゆっくり深まっていく季節ですね。
「奥の細道」の旅を無事に終え、この句を大垣で詠む。
千住で詠んだ出発の句「行春や・・・」と
大垣で詠む「・・・行秋そ」と呼応していますね。
おおおおっ何か書いてありますよ!
むすびの泉?
良縁に恵まれますに・・・??
良縁・・・・???
飲むでしょう!
喉は渇いていませんが
たくさん頂きました。
良縁に恵まれるといいなぁ
愛車はもちろん、地球ロックです。
では 奥の細道むすびの地記念館に行きましょう!
実際の所要時間は約2時間かかりました。
AVシアターと常設展示室に分けられています。
AVシアターは200インチのスクリーンによる迫力ある3D映像で「奥の細道」を紹介します。
常設展示室は「奥の細道」を旅路ごとに区切り、関連する資料と映像で紹介するとともに、
俳聖・松尾芭蕉の人物像や旅に生きた人生を紹介します。
松尾芭蕉さんには縁がありますね。
テラスにて、ご当地飲料「水の都 大垣ラムネ」(¥100)で喉を潤し帰宅しました。
その後、芭蕉は伊勢神宮遷宮参拝の為、桑名(三重県)に向かいます。
住吉燈台と船町港のこの地から
大垣の俳人谷木因や近藤如行らに見送られ舟で桑名へ下りたのです。
補足ですが、松尾芭蕉の出身地は三重県伊賀市です。
門人、曽良とともに旅立ったのですが、大垣に着く時の付き人は・・
路通ですよね?曽良ってどうなったのでしょうか?気になる気になる。
勉強不足ですいません。
また、奥の細道って約5ヶ月間の旅行だったんですね。
今回のミニ奥の細道で勉強になったことは、
貞享元年(1684)の冬、「野ざらし紀行」の旅で訪れ
俳友 谷木因の家に泊まっており
松尾芭蕉は少なくとも二度目の大垣の地で俳友と再会したことで気も弛み、旅を終えたのでしょうか。
行き当たりばったりの旅「奥の細道」のゴール(大垣)のように個人的には感じます。
この「旅ポタ@Giro de Gifu ミニ奥の細道」のようにね。
実際はどうだったのかは分かりませんよ。
旅を通じて多くの方とすれ違い、会話し交流し、人は生きて行く、人が生きてこその「人生」。
お後がよろしいようで。
大きな地図で見る
Road Bike:COLNAGO ACTIVE105
Wear & Pants:NEW BALANCE,Tarzan+plus bike
Bag:deuter
Camera:Nicon COOLPIX P310
最高気温:24℃
目的地:奥の細道むすびの地記念館
走行距離:3.28 km
走行時間:30分14秒
平均速度:6.5 km/h
最高速度:22.9 km/h
〒501-0923
岐阜県大垣市船町2丁目26番地1
0584-84-8430
開館案内
館内施設:芭蕉館 / 先賢館
料金 :有料
開館時間:午前9時 ~ 午後5時
休館日 : 無休(12月29日 ~ 1月3日は休館)
料金 :無料
入館券
一般:300円
団体:150円
年間:1000円
共通入館券
一般:600円
団体:300円
2013年5月18日現在
・JR大垣駅( 4番のりば )からバス7分「奥の細道むすびの地記念館前」下車すぐ
・名神高速道路大垣ICから車で 20分